11民族が暮らすバングラデシュの村で子どもたちと映画を作りたい

2016-04-15_110957

バングラデシュの少数民族が通う学校で子どもたちと一緒に映画を制作し、

彼らの暮らしや文化を、映像を通してたくさんの人に届けたい!

 

こんにちは。バングラデシュでドキュメンタリー映画制作と、子どもたちの映画教室を開くことに取り組んでいます、原田夏美と申します。日本大学芸術学部映 画学科在学時に、課題制作を通してこの国と出会い、卒業後はしばらく日本のドキュメンタリー会社で勤めさせていただき、昨年からまた大好きなこの国へ戻っ て来ました。現地で暮らしながら出会っていった、この国の少数民族の人々と風景に魅せられ、またその人々が抱える問題なども知り、今は彼らが暮らすチッタ ゴン丘陵地帯という場所で、映画作りの活動を始めています。

 

チッタゴン丘陵地帯にあるランガマティという場所に、11民族1,100人の子どもたちが通う寄宿舎学校があります。私はそこでこの12月から、子どもたちに映画作りの授業を開いていくことに挑戦します。

 

(初めてこの土地に訪れた日。この辺りの家は竹造りで、

その竹を整えていたチャクマ民族のおじさんと)

 

 

映画を通して少数民族の子どもたちが、自分や自分たちの民族について伝えようとすることを応援し、同一化の傾向を受けて無くしかけている個性、文化、誇りなどを大切に持って歩んで行けるようになってほしいと願っています。

 

私が以前制作したショートフィルム『One Village Rangapani』。村の雰囲気をぜひご覧ください。国際平和映像祭(UFPFF)2015で、「地球の歩き方賞」「青年海外協力隊50周年賞」をいただきました。

 

 

 

 

この土地の人々は、長年に渡り多くの問題を抱え続けています。たくさんの問題がある中で、私が少しでも力になりたいと思ったのは、子どもたちが抱えている 問題です。国民の2%にあたる少数民族。その子どもたちは、小学校入学までは家庭でそれぞれの民族語を話し育ちます。それが彼らの「母語」です。

 

しかし一年生になったとき、国語として教わり始めるのはベンガル語。これは彼らにとって母国語ということになります。少数民族の子どもたちは、この国の中 で生きるため、これを受け入れ、落第もしないように、本当によく勉強しているのを知っています。ですが時々本心を聞くと、自分の民族の言葉も学校で学びた いという子どもたちがいます。

 

(チッタゴン丘陵地帯の位置)

 

そして悲しいことに今、やむを得ず進んでいく同一化の中、子どもたちは少しずつ、少数であることを恥じる傾向にあるということも知りました。変わらないと 生きていけない、それはこの場所のことに限らず、世界中、何においてもあることだと思います。だけど、そんな気持ちが目の前に存在していると知って、私は いてもたってもいられなくなりました。子どもたちにとっては、テレビ映像や映画もまた、多数派民族の人たちが出てくるものなのでした。

 

そしてこの地で長期間住んでみて辿り着いたのが、現地の子どもたちの学校で、彼らと一緒にこの地域の映画を作ろう!そして、異なる世界へ知ってもらおう!ということでした。

 

(学校の授業風景。私たち日本人と同じような顔の少数民族。

お坊さんも一緒に学んでいます)

 

(国際平和映像祭で受賞した際の様子。映像の力で、
少しでも彼らの力になれればと思っています)

 

 

 

私が通った大学の映画学科には、一年次に「ある町」、二年時に「ある男」(人という意味)のドキュメンタリー課題がありました。これが教授たちの代も経験 してるという程、伝統的な課題なのです。私はこの課題を通して初めてバングラデシュに撮影に来ました。この課題は、自分の住む場所だったり、好きな場所 だったり、周りの人だったり、家族だったりをテーマにドキュメントするものでしたが、この単純なテーマを追求することが、意外と感動的なことだと、私も制 作を通して学びました。

 

一人一人がその課題を持ち寄った時、世界中の誰もが主人公で、大切な場所でということに気付くことができます。また、映画や映像は、それを気付きやすくしてくれます。いつもの風景に音楽を付け、言葉を添え、そして自分が行き切れない所まで運ばれていくこともできます。

 

とは言いつつも、私が今一番届けようとしている先は、実は国内の人々です。国内なのに民族や宗教が異なる、パッと見た姿も違う。さらには仕切る人々(政府 や団体)は歪み合っている。そんな中でなかなか知り合えなくなっているものを、まずは少数側のものから、映像にして多数側の人々へ伝えたいと思っていま す。

 

彼らの土地は自然が美しいことは国内でも知られています。だけど、それと先住民の人々の存在があまりリンクしておらず、尊重心に欠けているのではないかと 私は思うのです。チッタゴン丘陵地帯と先住少数民族は繋がり生活している。それを、子どもたちによる「ある町」「ある男」で描き出したいと今は考えていま す。映画という「窓」を通して、彼らを結びたいと思っています。

 

(村のお家でごはん。竹の家に差し込む光がとても綺麗です)

 

応援していただいた資金は、すべて映画制作のための費用に充てさせていただきます。

 

映画にすることで、この場所を知らないから差別が起きること、無関心になってしまうことを少しでも解決したいです。そして映画を作るということで、自分の 住む町、あたりまえにいる周りの人、そして自分を含む色々なものが主役なのであるという喜びを共有できたらいいなと思っています。

 

 

 

◼︎現地の子どもからサンクスレター
◼︎現地の写真をデータで数枚お送りします

◼︎制作したムービーをデータでお送りします
(2,3分のものになります)

◼︎バングラデシュ名物の美味しい豆

◼︎チャクマ民族の布「ピノンハディ」

◼︎ムービー集をDVDでお送りします

◼︎日本での活動紹介イベントもしくはバングラデシュ現地でのツアーアテンド(航空券代などは別になります)

…元の記事を参照

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